2024.08.28 東京農工大、流体の内部応力を非接触で測定 人体への影響最小限、治療法に期待

▶画像ギャラリーへ

 東京農工大学大学院工学研究院先端機械システム部門の田川義之教授らの研究グループは、微量のナノ結晶を流体に添加し、流れによる偏光変調(光の偏光状態が変化する現象)を安定させることで、「非接触(リモート)」で流体の内部応力を正確に測定する新しい手法を開発した。この手法を用いて、注射中の薬液が身体に及ぼす力の正確な測定や、脳動脈瘤(りゅう)の発生メカニズムの解明を進めることで、人体への影響を最小限にする治療法への展開が期待される。

...  (つづく)