2024.08.29 5年かかる計算を10時間で実現へ 量子コンピューターの計算規模を大幅拡大、富士通と大阪大が新技術
富士通と大阪大学は28日、量子コンピューターの早期実用化に向け共同開発を進めている量子計算技術「STARアーキテクチャ」について、量子ビットの効率的な操作手順を自動生成する技術などを開発したと発表した。
数万量子ビットの量子コンピューターでも、現行コンピューターで約5年かかる物質のエネルギー推定計算を約10時間で実行可能になることを確認した。量子コンピューターの計算規模を飛躍的に拡大させると期待され、早ければ2030年ごろの... (つづく)