2024.09.02 ユニチカが生分解性ポリエステル樹脂の合成技術開発

コンポスト試験時の生分解性ポリエステルフィルム分解の様子(温度:ポリエステルのガラス転移温度プラス10度、装置:アシドロ コンポスト分解方式)

 ユニチカは、分解後の環境負荷を限りなく抑制した〝生分解性ポリエステル樹脂〟の合成技術の開発に成功した。

 今年6月に発表した非金属触媒を用いたポリエステル樹脂の重合技術に、さらに特定組成を組み合わせることにより、金属を含まない生分解性を有するポリエステル樹脂を合成できる技術を開発したもの。

 生分解性ポリエステルは、生分解性速度を上げたいというニーズがあるが、難易度が高く従来は実現が困難だった。

...  (つづく)