2020.06.18 東芝エルイーカラオケ機能向上のCDラジカセ投入
CDラジカセ「TY-CDW990」
東芝エルイートレーディングは、CDラジカセの新製品として、音源となる楽曲の音程を半音刻みで高・低各5段階の調整(キーコントロール機能)可能にし、カラオケ機能を向上させた「TY-CDW990/同CDX91」の2機種を順次発売している。
価格はオープン、市場想定価格(税別)はCDW990が1万9000円前後、CDX91が1万5000円前後。
CDラジカセのユーザーには、カセットテープ全盛期を経験し、現在もカセットテープを楽しんでいる中高齢層が多い傾向が見られる。
同社CDラジカセの購入理由には、自宅でのカラオケ練習やお稽古事などの用途を挙げるユーザーが多くなっている。
昨今、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための外出自粛から、運動不足やストレス、体調・心理面における影響も聞かれており、「新しい生活様式」への転換も提言され、今後も自宅で過ごす時間が長くなると予想される。
そこで新製品では、〝おうち時間〟の充実を目的に、中高年層に人気の趣味であり、体力向上やストレス軽減にも有効と言われているカラオケをより本格的に楽しめ、歌のレパートリも増やせるようにカラオケ機能を拡充させた。
従来機種から搭載したボーカルダウンやエコー機能に加え、カセットテープ、CD、スマートフォンなど外部入力音源の楽曲を半音刻みで、高・低各5段階のキーコントロールを新たに搭載した。歌いたい曲の音程を声の高さに合わせることができる。