2024.09.26 空質関連機器 市況回復へ新商品戦略加速、AI活用の次世代技術開発も

空気清浄機など空質関連機器の市況回復に向けた動きが活発化している

 室内の空気質に対する関心を背景に空気清浄機の需要は2020年度にピークを迎えたが、以降、市場は縮小傾向にあり、市場関係者の間では危機感も漂う。こうした中、空気清浄機や脱臭機など空質機器において、切り口を変えた提案や新機能の開発など、市況回復に向けた動きが活発になっている。

 室内の空気質への関心は、清潔・快適志向や健康意識の強まりによって潜在的に高いものがある。

 ただ、空質関連機器の代表格である空気清浄機...  (つづく)