2024.10.01 富士通がLLM「タカネ」提供開始 コヒアと共同開発、企業向けに高い日本語性能

 富士通は9月30日、カナダの人工知能(AI)開発スタートアップのコヒアと共同開発した企業向け大規模言語モデル(LLM)「Takane」(タカネ=高嶺)を新たに開発し、同日から提供を始めたと発表した。日本語言語理解ベンチマークで世界最高記録を達成するなど高い日本語性能が特長。セキュリティーを強化し、機密性の高いデータを扱う金融や製造、安全保障分野でも安全に利用できるという。

 富士通は7月にコヒアと戦略的パートナーシップを締結し...  (つづく)