2024.10.03 TDKが 「スピンメモリスタ」開発 AI消費電力低減目指す
2日に行われた説明会
TDKは2日、スピントロニクス技術を用いた超低消費電力のニューロモルフィック素子「スピンメモリスタ」を開発したと発表した。今後、同素子を活用してAI(人工知能)消費電力を100分の1に低減できるニューロモルフィックデバイスの実用化を目指し、産学官の国際連携で開発を推進する。
人間の脳は約20Wで動作しており、現在使われているデジタルAI計算と比べ、より複雑な判断を行うことができる超低消費エネルギーデバイスといえる。ニューロモ... (つづく)