2024.10.08 【テレビ特集】パナソニックの4Kテレビ24年モデル アマゾン「Fire TV」搭載 放送とネット動画を融合

Z95A

 パナソニックは、テレビで放送からインターネット動画まで、あらゆるコンテンツを大画面高画質で楽しめる、新しい視聴提案をしていく。主力の高精細4K有機ELと4K液晶の2024年モデルでは、アマゾンの「Fire TV」を搭載し、放送とネット動画を融合した新たな体験を訴求する計画で、今回6シリーズ13機種を用意した。

 主力の4Kビエラの24年モデルは、アマゾンと協業しFire TVを搭載することで放送中の番組とネット動画のコンテンツを一体で表示し直感的に選択できるようにした。アマゾンのAI(人工知能)エージェントのアレクサの機能をテレビ経由で全面的に使えるようになり、テレビからアレクサ対応機器の操作もできる。

 アマゾンとの連携でスマートテレビとしての機能が進化し、大画面でビデオ通話も簡単にできるようになるほか、ビエラの無料アプリでテレビや録画が家でも外でもスマートフォンで楽しめる。録画番組から放送予定番組、動画配信サービスの番組も番組表に一括表示可能だ。

 テレビ本来の画質音質も磨きをかけている。4K有機ELビエラのフラッグシップ機Z95Aシリーズ(65V、55V型)は「マイクロレンズ有機ELパネル」を採用するとともに、輝度を上げる独自のパネル制御を進化させたことで高コントラストを実現した。4K液晶ビエラのフラッグシップ機W95Aシリーズ(65V型)はミニLEDバックライトと量子ドットシート、独自の駆動技術により、高コントラストで広色域の映像が楽しめる。

 両シリーズともAIを使った最新の高画質エンジンを搭載し、解像感と滑らかさを両立。ネット動画で発生するしま模様のバンディングノイズを抑制するノイズリダクション機能により高画質で動画を楽しめるにした。

 音質では、Z95Aシリーズはテレビのスピーカーだけで臨場感ある音を再現する「360立体音響サウンドシステム+」を搭載し映画館のような迫力ある音を実現した。有機EL、液晶ともに立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応しているため、各シリーズともコンテンツの魅力を引き出す包み込まれるような立体音響を楽しめる。

 新製品群で画質や音質、使いやすさに加え、ネット動画を融合した新しいテレビの楽しみ方を前面に出すことで買い替えを促していく。