2024.10.09 島津製作所、X線テレビシステム向けソフト発売 寝台を動かさずに撮影視野を移動

「Smart FOV」の利用イメージ。点線部分が検査開始時

 島津製作所は3日、同社のX線テレビシステム「SONIALVISION G4」向けソフトウエア「Smart FOV」を発売した。

 同ソフトはX線透視撮影の際、装置の寝台を動かすことなく撮影視野を移動できる。内視鏡を通じてカテーテルやガイドワイヤーなどのデバイスを胆管や膵管(すいかん)に進めて透視・撮影しながら検査・治療を行うERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)や、患者の嚥下(えんげ)機能を透視撮影で観察する嚥下造影検査におい...  (つづく)