2024.10.16 AIが人の動きデジタル化 マーカー不要、カメラ解析で骨格認識 富士通
HMAの展示を行っている
富士通は、人工知能(AI)が人の動きをデジタル化する「HMA」技術を使い、バスケットボールやピラティスなどを体験できる仕組みを、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のCEATECで紹介している。
これまでは、体中にマーカーを付けてモーションキャプチャーで動きを読み取る必要があったが、マーカーをつけなくても4方向からカメラ解析することで骨格を認識できる。
一度骨格を認識すると、さまざまなバリエーションの体の動きを重ねられる。映像のコマとコマの間に生まれる誤差を修正でき、正確な映像を作ることができる。
スポーツビジネス推進室シニアマネジャーの阿部大輔氏は「人の動きを解析することで、行動予測ができ防犯にも役立てることができる」と活用の幅を広げたい考えだ。(17日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)