2024.10.21 【あかりの日特集】LightBank 照明制御システム「SOTO」 専用リモコンで直感操作

SOTOシリーズ

 LightBankは、「人が気持ちいいと感じてくれる空間を届ける」をコンセプトに、光、地球、経済それぞれの環境を良くする、インフラとなるような照明の提供を目指していく。

 今年1月1日付でKKテクノロジーズから社名を変更した。社名には生活する上で必要不可欠な銀行(バンク)のように、光の分野で人と寄り添い、密接な関係でいたいとの思いを込めた。

 LightBankの事業の柱は、マンション照明、ゴルフ場照明、テレビ番組などの撮影用照明の3分野。撮影用LED照明「雷電」は、現場で働く撮影スタッフの声を反映させたもので、反響も大きいという。

 主力となる照明では、照明制御システム「SOTO(そと)」の提案に注力する。

 SOTOはダウンライトや間接照明を組み合わせ、専用のリモコンでコントロールできる制御システム。

 従来の制御では、パソコン(PC)と専用のアプリケーションが必要なケースが多いが、SOTOは専用のリモコンを用意し、誰でも直感的な操作で、シーンに合わせ、調光や明るさの調整が容易にできる。

 そのため、不要な明かりを抑えることができて省エネにも貢献する。今夏にリモコンをより使いやすいデザインにリニューアルした。

 SOTOシリーズでは、ライティングレール用製品をラインアップに追加した。撮影用照明の技術を応用し、光色が奇麗で幅広い色見が特長だ。マンション用途のみならず、レストランやアパレルなどの店舗にも適している。

 心地よい明かりを提供するという基本的な性能は押さえつつも、コスト面を含めて誰もが使いやすいシステムとして提供していく考えだ。