岩崎電気は、国土交通省ガイドライン対応の小形LED道路灯「LEDioc ROAD S（レディオック ロード エス）」16形式をリニューアルし、1日に受注を開始した。

　レディオック ロード エスは、国土交通省ガイドラインの設計条件を満たす光学性能を有する電源ユニット内蔵形のLED道路灯だ。ガイドライン「タイプa」適合をリニューアルによりラインアップ。平均路面輝度1.0カンデラ／平方メートル（2車線）の設計条件に対応している。

　ポールヘッド形とアーム取り付け形のクランプ部にはどちらも、灯具の角度が変更できる角度可変機能を追加した。設置後に車線拡幅やポール仕様が変更となった場合でも、灯具側で柔軟に対応できる。また、灯具上部にはセンサーを取り付けられるソケットを装備した。

　従来製品の「レディオック ロード」シリーズと比較して小形・軽量化を図った。例えば、レディオック ロードが11.3キログラムのところ、レディオック ロード エスは6.4キログラムに軽量化。幅は、生産終了となったレディオック ロード コパズーの297ミリメートルからレディオック ロード エスは193ミリメートルとスリムになった。

　全品種の灯具上部にセンサー取り付け用ソケットを搭載した。ソケットに自動点滅センサーを装着することで、従来のように別置きの自動点滅器を設置する作業を不要とした。

　センサー取り付け用ソケットには無線子機（ソケット形）を装着することもできる。同社の無線調光システム「Wi-CONNECTY（ワイ コネクティ）」と組み合わせれば、無線制御による調光などのスマート化も可能となる。