2024.10.28 【半導体製造装置特集】AI向け需要が市場けん引 国内メーカー販売高、26年度に5兆円台
半導体製造装置への需要高まる(写真は東京精密のプロービングマシン)
国内の半導体製造装置メーカーの販売高合計は増加に転じている。毎月の販売高は2024年に入り好調さを持続しており、市場は拡大局面に移行した。24年度の販売高は初の4兆円台突破を見込み、26年度には5兆円台に到達すると予測されている。半導体市場において、パソコンやスマートフォン向け需要の本格的回復が待たれる中、AI(人工知能)向け需要が市場をけん引し、半導体装置メーカーに好影響を与えている。
半導体製造装置市場は拡大局面に移行し... (つづく)