2020.06.22 【九州・山口版】この夏 おすすめの曲・番組 日本コロムビア 彩青「津軽三味線ひとり旅」

彩青(りゅうせい)

エネルギッシュな本格津軽演歌 2作目でさらに成長 初登場1位を飾る

 日本コロムビアは、5月に発売したセカンドシングル「津軽三味線ひとり旅」が好調な彩青(りゅうせい)が、九州でも一推しだ。

 昨年6月にシングル「銀次郎 旅がらす」でデビューして、唄、三味線、尺八をこなす〝三刀流〟の実力派。「第61回輝く!日本レコード大賞」では新人賞を受賞し、歌唱力と演奏力共に兼ね備えた期待の大型新人だ。

 北海道岩見沢市出身の17歳。5歳で民謡、7歳から津軽三味線と尺八を始めた。その才能を細川たかしに認められ、新弟子として、11歳から演歌を師事している。民謡では小学生日本一など数々の全国大会で優勝を飾り、16年「北岳」全国カラオケ決勝大会は最年少出場でグランプリと細川たかし賞受賞と、実力は折り紙つきだ。

 デビュー曲は尺八の演奏が印象的な作品だったが、今作は〝三刀流〟の一つ、三味線の立ち弾きが映える、エネルギッシュな本格津軽演歌となっている。

 CW「十勝馬唄」は、彩青が数々の民謡大会で歌唱し優勝を重ねた「代名詞」ともいえる楽曲。2曲とも彩青自身が津軽三味線を演奏し、さらに成長した歌声を聴かせている。カラオケでも歌い応え十分だ。

 店頭イベントやコンサートは中止や延期となっているが、今作では、コロムビアの通販サイトで限定期間中に予約した人に1分間の生電話をかけるキャンペーンを実施。オリコン週間シングル演歌ランキングでは初登場1位を獲得し、好調なセールスを続けている。

 コメントや限定動画を掲載しているチーム細川の公式LINEのほか、自身のブログでは「今日の一曲」として日々ファンに向けて曲を披露。生電話の時のリクエストに応えるなど、「僕の歌を聴いてくださった皆さまに、少しでも元気や笑顔をお届けできますよう精いっぱい頑張ります」と、積極的に発信を続けている。