2024.10.28 明電舎、4~9月連結は黒字転換
明電舎の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は、国内外で電力インフラに係る旺盛な投資を背景に重電製品・システムへの需要が続き、増収・黒字化した。
セグメント別の売上高では、電力インフラ事業が変電事業でシンガポール市場の旺盛な需要やインド、ドイツなどの業容拡大で伸長した。社会システム事業とフィールドエンジニアリング事業も増加。産業電子モビリティ事業では電子機器などで増収増益となったほか、電動力ソリューションで価格改定に伴う利益改善があり、営業損失が改善した。
通期連結業績予想では、EV事業の需要の落ち込みなどで売り上げが減少する一方で、電力インフラ事業、フィールドエンジニアリング事業で業績の改善が見込まれることから、各利益は前回発表値から上方修正した。