2024.10.30 【計測展2024 OSAKA特集】 YOKOGAWA グループ3社合同で次世代ソリューション展示

 YOKOGAWA(横河グループ)は、横河電機、横河ソリューションサービス、横河計測の3社合同で展示。次世代のものづくりに向けて、ソリューションを▽工場をまもる▽オペレーション革新▽新技術や未来を語る-の三つのゾーンに分けて紹介する。

 「工場をまもる」では、設備保全管理の効率化と品質の向上という二つの課題に対するソリューションを展示する。IT(情報技術)とOT(運用・制御技術)の融合には高度なサイバーセキュリティー対策が必要であり、スペシャリストのサポートによりセキュリティーを確立する実践的な解決策を紹介する。

 ブースでは、プラント計装設備の保守・点検作業に使用されるプロセスキャリブレーターの最新機種を紹介。加えて、圧力キャリブレーター「CA700」と機器調整・設定・管理ソフトウエア「FieldMate」による差圧・圧力伝送器のスマートキャリブレーションを実演。校正からレポート作成までの一連の作業が迅速かつ高効率に実現できることをアピールする。

 「オペレーション革新」では、統合生産制御システムを中心とした工場の全体最適を支援する製品ソリューションを紹介する。デジタルツインを活用し、計器室以外の場所からでも安全安心なオペレーションの実現を目指す、未来のオペレーションルームを展示。統合生産制御システム「CENTUM VP」や安全計装システム「ProSafe-RS」と連携できる統合情報サーバーは見どころの一つとなる。

 「新技術や未来を語る」では、プラントの運転・遠隔監視・制御技術の知見を活用した超遠隔制御システムをはじめ、宇宙開発における課題解決に向けた挑戦を紹介する。