2024.10.31 積水化成品工業、4~9月連結は増収・赤字転落
積水化成品工業の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は増収だったが赤字に転落した。エレクトロニクス関連でテレビやモニター用途の需要が堅調に推移した。一方、売り上げ面は水産など主要用途で需要が減少したことやインダストリー分野において欧州や南東アジアで需要が低迷したことで厳しい状況となった。
ヒューマンライフ分野は、スーパー向け食品用途でエスレンシートの出荷が好調だった。
インダストリー分野は、エレクトロニクス領域で液晶パネル搬送資材用途ピオセランの売り上げがアジアで伸長。自動車部材用途では、能登半島地震や認証不正問題による自動車メーカーの減産の影響があったものの、米州での需要増加により前年並みで推移した。
通期連結業績予想に変更はない。