2024.10.31 電通総研、1~9月連結は増収減益
電通総研の2024年12月第3四半期(1~9月)連結決算は、増収減益となった。売上高は金融ソリューションセグメントおよび製造ソリューションセグメントを中心に増収となったが、利益は販売費および一般管理費が増加し、全ての段階利益で減益となった。
金融ソリューションは会計領域のソフトウエア商品の販売・導入が銀行業向けに拡大した。ビジネスソリューションは人事、会計領域の複数の案件がピークアウトし、減収となった。製造ソリューションはシステムグランドデザイン、エンジニアリングを支援するコンサルティングやPLMソリューションの販売拡大で増収。コミュニケーションITはSAPソリューション関連は拡大し増収となったが、前年度に不採算となった案件が低収益で継続した。
通期連結業績予想を売上高、各利益とも下方修正した。