2024.11.01 住友電工、4~9月連結は売上高など過去最高
住友電気工業の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は増収増益だった。
ワイヤハーネスなどが好調に推移したことに加え、コスト低減や売値改善に取り組み、売上高、営業利益、経常利益が上期としては過去最高となった。
環境エネルギー関連事業は、日新電機や住友電設の工事案件が増加。
情報通信関連事業は、生成AI(人工知能)の普及によりデータセンター(DC)向けの光デバイスが好調だった。
自動車関連事業は、ワイヤハーネスや防振ゴムが堅調に推移。
エレクトロニクス関連事業は、FPCの需要が堅調だった。
産業素材関連事業他は、超硬工具の拡販や生産性改善により増収増益となった。
通期連結業績予想はDC関連の需要増加などを見込み、各利益を上方修正した。営業利益は過去最高の2600億円とした。