ダイトロンの2024年12月期第3四半期（1～9月）連結決算は減収減益。売上高は国内製造事業、海外事業の売り上げが伸びたが、国内販売事業は減少。利益は海外事業が伸びたものの、国内が減少した。

　国内販売事業は、電子機器および部品で情報システムのコミュニケーションシステムなどの販売が増加したが、半導体製造設備や産業用機械の生産向け電子部品＆アセンブリ商品のコネクターなどの販売が減少。国内製造事業は、電子機器および部品を手掛ける部品事業部門で、特殊ハーネスの販売が増加。海外事業は、電子機器および部品では米国市場で電子部品＆アセンブリ商品などが増加した。

　通期連結業績予想は前回発表した数値を据え置いた。