2024.11.06 【ケーブルテレビ特集】シンクレイヤ FTTHシステム中心に提案 多様なソリューションそろえる

50G-PON&XGS-PON Combo ラインカード

小型CMTS EC1000小型CMTS EC1000

 消費者ニーズが多様化する中、AI(人工知能)やXR(クロスリアリティー)といった新しい技術の発展も目覚ましく、多くの企業や個人がネットワークを介して利用している。

 また、スポーツやライブイベントでのIP生配信、e-sportsといったエンターテインメント分野でも今後ますます普及していくと考えられる。これらに共通して重要となるのが、基盤となる通信インフラであり、これまで以上に高速性や低遅延、安定性が求められるようになる。

 シンクレイヤでは、このような環境変化により急速に普及が進むFTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)システムを中心に提案を行っていく。

 同社の強みは、多様化する加入者のニーズにケーブルテレビ事業者が柔軟に対応できるよう、メンテナンス性/強靭(きょうじん)性、既存のHFC(Hybrid fiber-coaxial)との共存やマイグレーション需要に応える多種多様なソリューションに加え、これらを一元的に管理できる統合管理システムを提供していることである。

 特に、FTTHの最大の強みである高速通信ソリューションでは、普及が進む10ギガbps対応GPON/EPON製品群に加え、最新のソリューションである「50G-PON」も合わせて提案していく。

 また、既設集合住宅内の高速化に向けて「透明光ファイバー」や同軸配線を高速回線化する屋内用小型CMTS「EC1000」などをラインアップに加え、最適なソリューションを柔軟に提案し、加入者増を目指す事業者の良きパートナーとして貢献していく。

 さらなる付加価値向上を目的に、AR(拡張現実)やWi-Fiセンシングといった新しい分野への展開を図る。

 シンクレイヤは、ケーブルテレビサービスに必要なソリューションを多数取りそろえ、ワンストップでケーブルテレビ事業者に提供するとともに、サステナビリティーにも注力する。事業者が直面する今後の課題を解決し、消費者が真に求めるネットワークを構築することで、業界の発展に努めていく。