フォスター電機のフォステクスカンパニーは、放送設備や小規模拡声などで長きにわたりスタンダード・モデルとして使用され続けているアクティブ・スピーカ「6301」シリーズに、Danteオーディオ・ネットワーク規格対応モデル「6301DT」をラインアップに追加、8月下旬から発売する。価格は6万円（税別・1台）。

　6301DTは、放送設備業界などで長きにわたり使用され続ける実績を持つ、20Wパワーアンプ内蔵のモニター用アクティブ・スピーカ「6301」シリーズに、Audinate社が開発した複数の非圧縮デジタルオーディオ信号の伝送を実現するDanteオーディオ・ネットワーク機能を搭載した小型アクティブ・スピーカ。

　コーン型フルレンジスピーカを採用し、安定感のあるサウンドを実現した。シリーズ共通の小型設計により、省スペースに設置が可能。

　堅ろうなアルミダイカスト製エンクロージャを採用。万一の転倒時でも破損しないよう、スイッチ、ノブ類の突起を抑えたフラットデザインを採り入れた。

　AC100-240Vの電源に対応するスイッチング電源回路を採用。Danteネットワーク信号から抽出された任意の2チャンネル・デジタル信号のどちらか、もしくは両方を出力することができる。

　Dante Ultimoチップ搭載。対応サンプリング周波数は44.1／48／88.2／96キロヘルツ。別売アクセサリの壁取り付けアングル「EB-6301」を取り付ければ、角度調節や壁面固定もできる。