2024.11.07 大阪公立大がロボット心臓手術のサポート機器開発 展開プレートで術野を確保

開発した術野展開プレート

 大阪公立大学大学院医学研究科心臓血管外科学の柴田利彦教授、高橋洋介准教授らの研究グループは中小企業と連携し、ロボット心臓手術をサポートする術野展開プレートを開発した。

 医療機器に使用できるプラスチック素材(PEEK=ポリエーテルエーテルケトン)を用いた板状のプレートで、円形状に小さく丸めて心臓内に挿入し術野を確保する。手術時の助手の手助けを少なくし、助手の技量に左右されない円滑かつ安全なロボット心臓手術を実現するだけでなく、...  (つづく)