2024.11.06 ダイキン工業、4~9月連結は売上高など過去最高
ダイキン工業の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は、上期ベースで4年連続、売上高・営業利益が過去最高を更新した。
竹中直文代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)は「上期の市場環境は想定以上に厳しい環境だったが、カーボンニュートラルや省エネにつながる提案の強化、戦略的売価施策やトータルコストダウンの取り組み、インドなど好調な地域を見極めた展開で、公表値を上回り過去最高の売上高・営業利益を達成できた」と話す。
けん引したのは空調事業で、売上高2兆3165億円(前年同期比13%増)、営業利益2191億円(同7%増)を記録。北米でのデータセンター向けアプライドの好調、日本の猛暑、インドの成長などが全体を押し上げた。
化学・その他事業は増収減益にとどまったが、好調な空調事業が全社をカバーした。年間計画も売上高、営業利益を上方修正し、過去最高の更新を目指す。