2024.11.07 日本触媒、4~9月連結は7%増収
日本触媒の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は「マテリアルズ」「ソリューションズ」の両事業が堅調の結果、全体で前年同期比7%の増収。
アクリル酸、酸化エチレン、エチレングリコールなどのマテリアルズ事業は在庫評価差額の影響や減価償却費の減少、生産・販売数量の増加などにより、売上高は前年同期比5%増の1495億円。営業利益はSAPなどのスプレッド縮小により同3%減の81億円。
コンクリート混和剤用ポリマー、グリコールエーテルなどのソリューションズ事業の売上高は同11%増の574億円。営業利益は同108%増の20億円。販管費が増加したが、スプレッド拡大や生産・販売数量の増加などにより2倍以上の増益になった。
通期連結業績は4150億円の売上高は据え置き、20億円増の200億円の営業利益を予想する。