ホシデンの2025年3月期第2四半期（24年4～9月）連結決算は減収で営業増益。移動体通信関連向け、自動車関連向けが増加したものの、アミューズメント関連向けが減少し減収。利益面は、移動体通信向け事業の収益率の改善やプロダクトミックスによる収益率の改善に加え、為替相場の円安効果が12億円増となり営業利益が拡大した。一方、経常利益は中間連結会計期間末では為替相場が円高となり為替差損となったため減少した。

　機構部品は減収増益。移動体通信関連向けが増加したがアミューズメント関連向けが減少。音響部品は増収増益。自動車関連向け、AV機器関連向けが増加した。表示部品は増収、利益が赤字改善。自動車関連向けが増加した。複合部品その他は減収減益、健康機器関連向けが減少した。

　通期連結業績予想は前回の発表数値を据え置いた。