2024.11.11 池上通信機、4~9月連結は33.5%減収

 池上通信機の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比33.5%減となった。放送局向け番組制作用映像システムや公営競技場向け放送システム、官公庁向け映像伝送システムなどの大型繰り越し注残案件が少なかったことが影響した。

 損益面では、売上高の減少による粗利減のほか、放送システム事業における次期IP対応製品の開発やメディカル事業における新規技術の獲得に向けた研究開発費の増加などにより、販売費や一般管理費が増加したことが影響し、営業損失12億7700万円、経常損失12億9200万円、純損失13億1700万円で、損益面では全てが赤字となった。

 通期連結業績予想は据え置いた。