2024.11.12 東京応化、1~9月連結は増収増益

 東京応化工業の2024年12月期第3四半期(1~9月)連結決算は、生成AI(人工知能)にけん引される先端半導体の需要拡大や中国向け需要増により、大幅な増収増益となった。為替効果も業績拡大に貢献した。

 部門別売上高は、エレクトロニクス機能材料部門が前年同期比23.3%増の790億9900万円、高純度化学薬品部門が同23.9%増の659億1500万円、その他が同21.4%増の15億3200万円となり、それぞれ2割以上伸長した。設備投資も計画通り順調に推移した。

 通期連結業績は従来予想を据え置いたが、生成AIの本格的普及などにより、4Q(10~12月)も堅調な需要推移を見込む。