2024.11.13 岡谷電機、4~9月連結は赤字転落
岡谷電機産業の2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は減収。各種損益は赤字に転じた。過去の増収の反動減があったほか、産業機器市場で在庫調整局面が長引き、主要顧客からの受注回復が遅れた。注力する空調機器、産業機器向けの売り上げが大きく減少。原材料の調達コスト増加も影響した。
部門別の売上高をみると、コンデンサー製品は前年同期比49%減、ノイズ・サージ対策製品は同52%減、表示・照明製品は同1%減、センサー製品は同53%減となった。
同社は電磁ノイズ(EMC)対策を軸に事業を再編し、新商品開発や生産体制強化で需要回復時の確実な受注確保を図る方針を改めて示した。
通期連結業績予想は据え置いた。