2024.11.13 NITTOKU、4~9月連結は経常益大幅減
NITTOKUの2025年3月期第2四半期(24年4~9月)連結決算は増収となったが、経常利益が前年同期比97.5%減と大きく落ち込んだ。
ユーザー開発製品の進化や変化などに対応し新規で開発が必要な要素が多く発生したことで、仕様変更の対応や品質調整に時間を要した。このほか、人員増による人件費といった販売管理費の増加などが要因となり、利益は前年同期を大きく下回った。
各セグメントの業績を見ると、全売上高の約94%を占めるワインディングシステム&メカトロニクス事業の売上高は、同14.3%増の134億200万円となった。
非接触ICタグ・カード事業の売上高は、非接触ICカードが同16.4%減、生産ライン管理用のFAタグや電池タグの売り上げは、ユーザーが半導体不足時に手配していたタグの在庫増の影響も受け、大きく減少した。