2024.11.21 【空質商品特集】電響社 加湿消臭器「オキシミスト」 加湿してオゾン消臭も
MXAZ-H2000
電響社は、オゾン生成技術と加湿を組み合わせた独自技術「OXY MIST(オキシミスト)」を搭載し、オゾン消臭器としても使える加湿器「MXAZ-H2000」(税込み4万4800円)を10月10日に発売した。マクセルが開発したオゾン除菌消臭器「オゾネオ」の技術を応用したもので、一年中使える消臭加湿器として提案していく。
オキシミストは、オゾン生成技術とオゾン濃度コントロール技術、水の粒径を考慮した加湿を組み合わせたもので、オゾンの酸化力をさらに高め、消臭と除菌とアレル物質を抑制する。マクセルが2015年に開発し累計40万台以上販売しているオゾネオシリーズなどの技術を活用している。
新製品は、部屋が乾燥する冬にはオキシミストにより、加湿で快適な湿度を保ちながら空気をきれいに保つ。加湿器を使わないシーズンは加湿機能をオフにすることで、オゾンの持つ酸化力で臭いの元を分解する。マクセル事業本部商品企画統括部商品企画部の池田克彦課長は「加湿シーズンが終わったら片づける手間をなくした。インテリア性も高く一年中置いておける」と話す。
本体はテーブルの上にも置ける小型設計で、A4サイズのスペースがあれば設置可能だ。デザインもシンプルでタンク内には明るさが3段階に調整できるLED照明があり、明かりが揺らぎ間接照明としても使える。給水は、水タンクを外して給水する一般的な方法とタンクのふたを開けて直接上から給水する方法の二つがある。
加湿能力は3段階調整できる。オフタイマーも3段階のみで誰でも簡単に操作できる。本体カラーは清潔感のあるホワイトと高級感のあるマットブラックを用意。タンク容量は3リットルで、約10時間連続加湿運転ができる。
新製品は単体の加湿器でも空気清浄機でもないこれまでにない製品になる。池田課長は「空気清浄機などと併用することでさらに効果を上げられる」と話している。