2024.11.22 JEMAの白物家電の下期見通し 高付加価値品にシフト、前年比増へ

会見する近藤会長(21日午後、東京都千代田区)

 日本電機工業会(JEMA、会長=近藤史郎富士電機社長)は21日、2024年度上期(4~9月)の重電機器の国内生産が前年同期比1.8%減の1兆6338億円となり、白物家電の国内出荷は同2.5%増の1兆3440億円となったと発表した。下期の見通しは、重電機器は電力向け装置関連が前年を上回るが、製造業向け設備投資は下回る可能性を示唆。白物家電の国内出荷は消費マインドの冷え込みは継続するが高付加価値製品へのシフトなどで前年比ではプラスになる見通しを示した...  (つづく)