パナソニックは、クリーンドック（自動ごみ収集機能）搭載セパレート型コードレススティック掃除機の商品陣容を拡充し、多様なライフスタイルに最適な商品提案に力を入れる。

　10月からは新たに業界初「マイクロミスト」機能搭載パワーノズルを採用したMC-NX810KMも加えた。

　新製品のMC-NX810KMは、マイクロミスト機能を搭載し、クリーンドックの手軽さ、手入れのしやすさに加え、一度の掃除機がけで「サラっとした心地のいい床」を実現する新たな価値を提供し、より清潔機能を進化させた。

　同社の調べでは、スティック掃除機を使った掃除の後に拭き掃除など別の掃除道具を使う人が約7割を占め、理想の床の状態について約4割が「サラサラしている」ことを挙げた。

　新機能では、あらかじめ水を注入したノズルから床面に向かって噴霧する約10マイクロメートルのミスト粒子を目に見えないごみに付着させ、床のくぼみに潜む細かなごみを浮き上がらせる。

　ブラシに付着したミストと、目に見えないごみに付着したミストとが引き寄せ合う「液架橋力（えきかきょうりょく）」により、これまでの掃除機では取り切れなかった細かいごみまでしっかりキャッチして吸い込む。

　床の表面だけでなく、目には見えないわずかな凹凸に入り込んだごみも吸着し、フローリングがべたつく一因の皮脂汚れも軽減、一度の掃除機がけで仕上げ拭きまで行える。

　またノズル部は、ブラシの密度をアップさせ、新たなリブ構成を採用した「からまないブラシPlus」と、家具下など暗い所の見えにくいごみが浮かび上がって見えやすく、ごみの取り残しを防ぐ「LEDライト」を搭載し、より清潔ニーズに応えられるスペックとなっている。

　このほか、クリーンドック（自動ごみ収集機能）搭載セパレート型タイプは、バランスの取れたスペックを採用するMC-NS100K、大容量バッテリー搭載で長時間運転を実現した同NX700K、フローリング特化型の同NS70Fをそろえ、使用シーンや世帯の状況などに合わせて、最適な機種が選べる。