2025.02.04 リテルヒューズが温度センサー開発 帯状で複数セルを一括監視 車載バッテリーの熱暴走防ぐ
帯状温度センサー「TTape」
米電子部品メーカーのリテルヒューズは、車載リチウムイオンバッテリーパックの熱暴走による劣化、火災、爆発リスクを低減する温度センサー「TTape(ティーテープ)」を日本の車載市場向けに打ち出す。帯状で複数の電池セルを一括監視できる。サンプル評価段階で、1月に国内の展示会で初めて披露するなど、認知度向上に力を入れる。
熱容量の小さな非金属製の温度センサーを等間隔で並べ配線でつないでおり、バッテリーパック内の複数セルを横断するよう... (つづく)