2025.02.06 タムラ製作所、4~12月連結は増収・大幅増益
タムラ製作所の2025年3月期第3四半期(24年4~12月)連結決算は、増収ながら営業利益は微減となった。純利益は前年度に英国子会社の年金バイアウトに伴う特別損失を計上していたため、大幅な増益となった。
セグメント別売上高は、電子部品関連事業はAI(人工知能)関連需要の増加に伴い、大型トランス・リアクターの売り上げが米国データセンター用PDU・UPS向けを中心に大きく拡大したことなどにより、前年同期比3.1%増となった。電子化学実装関連事業は車載用ソルダーペーストの需要が底堅く推移し、スマートフォン向けフレキシブル基板用ソルダーレジストの需要も堅調に推移したことで、同7.9%増。情報機器関連事業は同10.3%増。
通期連結業績は従来予想を据え置いた。