2025.02.07 スミダコーポ、12月期連結は売上高微減

 スミダコーポレーションの2024年12月期連結決算は、売上高は前期比微減ながら5割近い営業減益となった。ただし、4Q(24年10~12月)実績はインダストリー関連市場を中心に販売量が想定を上回り、売上高・利益ともに計画を上回った。

 市場別売り上げは、車載関連は欧州でのEV補助金打ち切りなどの影響を受けたもののxEV関連およびその他用途の売り上げが好調に推移し、同1.2%増。インダストリー関連は太陽光発電関連の投資手控えの影響や中国の景況感停滞などが響き、同9.5%減。家電関連はノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン関連需要が弱含みで推移し、同4.4%減。

 25年12月期連結業績は、売上高は横ばいを見込むが、営業利益は5割超の大幅増益を計画する。