2025.02.25 高性能ロボット専用バッテリーを共同開発 韓国サムスンSDIと現代自動車グループが業務協約
現代自動車・起亜ロボティクスラボのヒョン常務(左)とサムスンSDIのチョ副社長
韓国のサムスンSDIと現代自動車グループ(現代自動車・起亜自動車)が協力し、エネルギー密度を高め、出力と使用時間を大幅に増やした高性能ロボット専用バッテリーを共同開発する。
両社は25日、現代自動車グループの義王研究所で「ロボット専用バッテリー共同開発のための業務協約(MOU)」を締結したと明らかにした。
今回のMOUは、両社がそれぞれ保有している資源と専門技術能力を1カ所に集め、ロボットに最適化されたバッテリーを開発し、多様なサービスロボットに搭載する計画。
サムスンSDIの小型事業部の戦略マーケティングチーム長チョ・ハンゼ副社長は「今回の協力を通じて、ロボット用バッテリー市場でも当社だけの差別化された技術力と最高品質の製品を披露する」と述べた。
現代自動車・起亜ロボティクスラボのヒョン・ドンジン常務は、「当ロボティクスラボのロボット技術とサムスンSDIのバッテリー技術を組み合わせることで、長期的にバッテリー需給の安定性を高め、市場拡大を通じて価格競争力を備えたロボットを供給することができると期待している」と述べた。(26日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)