2025.02.27 横浜国大、精密作業ロボを無線化・自律化 手のひらサイズ、圧電素子で駆動
渕脇准教授らが開発した小型精密ロボット
横浜国立大学大学院工学研究院の渕脇大海准教授らの研究グループは、圧電素子により駆動する手のひらサイズのホロノミック精密作業ロボットの無線化と自律化に成功した。圧電素子は、電圧をかけるとわずかに伸縮する電子部品で、逆に力を加えると電圧を発生する特性がある。
同ロボットは、ナノメートルの分解能と無制限の移動範囲、全方向への直進・任意点での回転動作が可能であり、汎用(はんよう)性の高い精密作業能力を持つ。10センチメートルと小型の... (つづく)