2025.02.28 古河電工、植物由来の樹脂を使用した無架橋低発泡PPシート開発  CO₂排出量は従来品比2割減も

エフセル

 古河電気工業は、植物由来の樹脂を使用した無架橋低発泡ポリプロピレンシート「エフセル」を開発した。同社従来品比で製品単位当たりのCO₂排出量を約7~22%削減する効果が期待できる。2025年中の量産化を予定する。

 一般的な低発泡ポリプロピレンシートではバージン材の使用が主流だが、近年は環境に配慮した製品に関する要望が増加している。同社は、梱包(こんぽう)材や緩衝材、文具など幅広い用途で使用される無架橋低発泡ポリプロピレンシート...  (つづく)