2025.03.26 【関西エレクトロニクス産業特集】大阪・関西万博 タマゴ型デバイスで楽しく学ぶ

融合した時に膨大なエネルギーが生まれる「核融合の原理」を体感

電力館

 電気事業者連合会の2025年大阪・関西万博パビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」では「タマゴ型デバイス」とともに、エネルギーの可能性を探索。未来のエネルギーの可能性を楽しく学ぶことができる。

 パビリオンの内部は「プレショー」「メインショー」「ポストショー」の3部で構成。また、メインショーは、未来を切り開くエネルギーの可能性を体験する「可能性エリア」と、それによって切り開かれるいのちの輝きを体験する「輝きエリア」の2エリア。

 来館者は、タマゴ型デバイスを首から掛け館内を巡り、タマゴと映像・空間の連動による新たな発見や好奇心を高める体験展示、大空間での光と音による没入型展示で未来におけるさまざまなエネルギーの可能性に出合う。

 メインショーでは未来を切り開く可能性を持つ約30のエネルギーについて展示。エネルギーの特徴や面白さにフォーカスし、ゲーム要素も取り入れた。核融合のコーナーでは卓上に投影された原子核に見立てた光る球を腕を使って融合。融合した時に膨大なエネルギーが生まれる「核融合の原理」を体感可能。

 このほか、ペロブスカイト太陽光発電、振動力発電、直流送電、ヒートポンプ、水素、うどん、ミドリムシなどのエネルギーの可能性を紹介する。