「体感」POPでお試しを訴求

　東芝ストアーのカノデンキ（福岡市東区、古藤充社長）は、3月の個展では実演や商品のお試しなど、体験・体感してもらうことを中心に訴求。また、販売だけでなく来店客にも楽しんでもらえる機会にと、店内での催しも用意している。

　同店では展示しているテレビを同期させており、有機ELと液晶の画面の比較が容易だ。サイズの違いも同じ画面なので分かりやすく、有機ELテレビは7台成約。動画でも紹介しているオーブントースターは、テレビ番組で焼き上がりの早さが紹介され、7台を販売。1月下旬から延べ30台近くと伸長した。

　昨年から力を入れている理美容家電は、乾燥対策などにふだん試せる機会の少ないスチーマーなども紹介、来店客からは好評だった。

　このほか、冷蔵庫は新製品発売を前に予約があり、エアコンは超省エネモデルを中心に、旧型の中級クラスでお買い得感を出して台数を伸ばした。春先は引っ越しなどで照明器具はよく売れて...　　(つづく)