2025.04.25 山洋電気、3月期連結は減収減益
山洋電気の2025年3月期連結決算は減収、大幅減益。通信装置、ロボット、半導体製造装置向け需要は低調だが人工知能(AI)関連は回復の兆し。
セグメント別売上収益は、クーリングシステムを手掛けるサンエースカンパニーが前期比11.5%減。パワーシステムやサーボシステムのアンプを手掛けるエレクトロニクスカンパニーは同11.2%減、サーボシステムのモーターを手掛けるモーションカンパニーは同18.3%。
今期連結業績は前期比で売上収益9.5%増とみる。同等製品を製造する米企業がなく米関税政策の影響は限定的。中国のレアアース輸出停止はモーター生産に若干関わるが影響は軽微とする。