パナソニックは、クリーンドック（自動ごみ収集機能）搭載セパレート型コードレススティック掃除機の商品戦略を強化、充実した商品ラインアップで市場をけん引していく。

　主力商品の一つが、昨年10月から投入した業界初「マイクロミスト」機能搭載のパワーノズルを採用したMC-NX810KMだ。

　クリーンドックの手軽さ、手入れのしやすさに加え、「マイクロミスト」機能搭載により、一度の掃除機がけで「サラっとした心地のいい床」を実現する新たな価値を提供し、より清潔機能を進化させている。

　同社の調査（2024年7月／n＝763）によると夏場自宅のフローリングで過ごす際の足元は、「素足」で過ごす人が半分強を占めている。

　また、スティック掃除機を使った掃除の後に拭き掃除など別の掃除道具を使う人が約7割で、理想の床の状態について約4割が「サラサラしている」ことを挙げる。

　マイクロミスト噴霧機能の搭載で、より清潔・快適さが向上し、ユーザーのスティック掃除機に対する不満をさらに解消する。

　あらかじめ水を注入したノズルから床面に向かって噴霧する約10マイクロメートルのミスト粒子を目に見えないごみに付着させて、床の窪みに潜んでいた細かなごみを浮き上がらせる。

　ブラシに付着したミストと、目に見えないごみに付着したミストとが引き寄せ合う「液架橋力（えきかきょうりょく）」によって、これまでの掃除機では取り切れなかった細かいごみまでしっかりキャッチして吸い込む。

　床の表面だけでなく、目には見えないわずかな凹凸に入り込んだごみも吸着し、フローリングがべたつく一因である皮脂汚れも軽減、一度の掃除機がけで仕上げ拭きまで行える。

　ノズル部は、ブラシの密度をアップさせ、新たなリブ構成を採用した「からまないブラシPlus」と、家具下など暗い所の見えにくいごみが浮かび上がって見えやすく、ごみの取り残しを防ぐ「LEDライト」を搭載している。