2025.06.16 【電波時評】急速な人口減少、社会全体で取り組みを
かつてないスピードで少子高齢化が進行している。厚生労働省によると、2024年の日本人の出生数は68万6061人と、統計開始以来初めて70万人を割り込んだ。合計特殊出生率も過去最低の1.15に低下。269万人が生まれた1949年のベビーブーム期と比べると、出生数は実に4分の1にまで減った計算だ。
そのベビーブーム期に生まれた世代が高齢期を迎えることで、医療や介護の需要は急増し、現役世代の減少による担い手不足が深刻化している。こ... (つづく)