2025.07.16 中国GDP、5.2%増 景気下支え策が寄与 4~6月期
【北京時事】中国国家統計局が15日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比5.2%増加した。米国との貿易摩擦が激化したものの、政府の景気下支え策もあり、前期(5.4%)に続き5%台の高成長を維持した。
中国政府は今年、自動車や家電の買い替え支援を柱とする消費刺激策を拡充。米国と高関税をかけ合う貿易戦争の影響が目立ち始めた5月には、0.1%の利下げを含む金融緩和で景気をてこ入れし... (つづく)