2025.07.29 サンワテクノスの4~6月連結 2%減収・60%減益
サンワテクノスの2026年3月期第1四半期(25年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比1.7%減の313億2200万円、営業利益同58.6%減の2億6900万円、純利益同59.5%減の2億4500万円となった。
市況低迷による設備投資減少や手配調整は落ち着き、各業界で需要が回復基調となったが、販管費増加や為替の影響もあり、減収減益となった。
部門別売上高は、電機部門は、マウンター業界向け電機品の販売が増加したが、半導体関連業界や太陽光関連業界向けの電機品の販売が減少し、前年同期比20.9%減の57億1300万円。電子部門は、自動車関連業界向けの電子部品や社会インフラ向けの液晶パネルの販売が増加したが、精密機器業界向け電子機器、FA業界向け電子部品の販売が減少し、同6.9%増の234億8400万円。機械部門は、半導体関連業界向けの産業用ロボットの販売が増加したが、自動車関連業界向けの産業用ロボットの販売が減少し、同20.3%減の21億2400万円。
通期の連結業績は従来予想を据え置いた。