北陸電気工業の2026年3月期第1四半期（25年4～6月）連結決算は、売上高が前年同期比4.1％減の100億9400万円、営業利益同1.3％増の6億4900万円となり、減収ながら営業増益となった。経常利益同45.3％減の5億700万円、純利益同65.7％減の2億5700万円となった。

　セグメント別業績は、主力の電子部品は、円高を背景に売上高は同4.0％減の99億100万円となったが、センサー、ピエゾ製品、抵抗器など付加価値ウエイトの高い製品が増加したことで、営業利益は同1.4％増の9億4400万円と増加した。金型・機械設備は、機械設備の出荷が停滞したが金型がアミューズメント向けに増加し、売上高は同27.8％増の1億3300万円、営業利益は2600万円（前年同期は100万円の損失）となった。

　通期の連結業績予想は、従来予想を据え置いた。