ダイヤモンドエレクトリックホールディングス（HD）の2026年3月期第1四半期（25年4～6月）売上高は前年同期比7.6%増の229億3300万円、営業利益は前年同期の600万円から一挙に増やし3億8100万円、経常利益は前年同期比72.6%減の1億7200万円、純損失は前年同期の1億1800万円から大きく改善して損益トントン。営業利益の改善は省人化や全社的な生産性改善による。
　自動車機器事業は主に米国、中国での内燃機関搭載車の増産により、売上高は前年同期比18.6%増の95億1300万円。エネルギーソリューション事業は海外メーカーのシェア拡大、顧客の在庫調整などが押し下げ要因となり大幅増には至らず、売上高は同7.1%増の55億9500万円。電子機器事業は国内需要の増加はあったが欧州の需要落ち込みが続き、売上高は同2.8%減の76億2900万円。