2025.10.14 NTTドコモ東北支社、市民活動団体助成事業の贈呈式開催

目録を手にする横山代表理事(右)と今西支店長

 NTTドコモ東北支社は、モバイル・コミュニケーション・ファンド(MCF)と連名でドコモ市民活動団体助成事業の贈呈式をドコモ東北ビル(仙台市青葉区)で行った。助成金は、障害者やその家族のサポート事業を行うHitoReha(宮城県石巻市)のほか、東北地区では2団体に贈られた。

 助成金贈呈式では、NTTドコモ東北支社宮城支店の今西英量支店長が「ドコモは、子ども、地域を応援する活動に力を入れている。未来を担う子供たちが夢と希望をもって成長できる社会の実現を目指す市民団体を応援している」と述べ、「今回の助成金贈呈は、障害児への保育提供や保育園への移行連携を行う活動が認定された。多くの子どもと家族にとって明るい未来を築く一助になることを祈念している」などとあいさつし、目録を贈呈した。

 HitoRehaの横山翼代表理事は「障害のある子どもや家族に対して支援を行っている団体。制度と制度のはざまにいるような方々に支援を行っている。ベビーシッター事業を通じ、障害福祉の上で目の届かない、普通の保育園ではなかなかできないことに助成金を使わさせていただく」などとあいさつした。

 2025年度の助成金はHitoRehaのほか、山形県のterra、福島県のしんせいにも贈呈された。金額は合計278万円。

 ドコモ市民活動団体助成事業は、MCFの事業として、将来の社会を担う子どもたちが、夢と希望をもって成長していける社会の実現に向け、子どもの健全育成と、生物多様性の保全推進に取り組んでいる全国の市民活動団体への助成を行っている。25年は全国で46団体へ贈呈する。