2025.10.15 エプソン、プリントヘッド増産へ新棟竣工 東北エプソン、生産能力を4倍に拡大見通し

東北エプソンの新棟

 セイコーエプソンのグループ会社である東北エプソン(山形県酒田市)は、インクジェットプリンター用プリントヘッドの生産能力増強を目的とした新棟(6号棟)を竣工した。建設は2024年6月にスタートし、総投資額は約51億円。新棟の稼働は2026年5月を予定している。
 新棟の完成により、東北エプソンのプリントヘッド生産能力は将来的に現行の約4倍へ拡大する見通し。エプソンは主力のプリンティング事業で、自社独自の「マイクロピエゾ技術」を基盤に、オフィス...  (つづく)